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地域連携型公開講座「大人のフィールドワーク」を開催しました!
摂南大学では、地域づくりの支え手、担い手の育成のためにも生涯学習の機会が重要になってくるとの考えから、北河内の地域資源を知ること等を目的に、地域との連携によるフィールドワークを組み込んだ公開講座を今年度より開講しています。
その第1回目として、2017年11月4日(土)に「見たい!知りたい!確かめたい!交野歴史ツアー」を開催しました。
これは包括連携協定を締結している交野市の星田地域を対象に、北斗七星降臨の史跡や星田妙見宮、徳川家康ゆかりの地などを解説しながら参加者総勢20人で散策するというものです。ツアーの実施運営は、本学外国語学部の赤澤春彦准教授とそのゼミ生によるもので、これまでのゼミでの研究成果を披露する機会にもなりました。
ツアーでは交野市の由来や星田妙見宮の沿革、飢饉(ききん)などで世の中が不安定だった天保時代に信仰が強まり拝殿が再建されたことや、拝殿付近にある珍しい陶器の狛犬などについて説明がなされました。境内にある石燈籠に刻まれている文字を解読して明らかとなった調査結果の説明等に、参加者の方々は熱心に聞き入っていました。
参加者からは「身近な場所に秘められた歴史やエピソードが聞けて楽しかった」「学生さんの努力がうかがえる内容であった」など満足した声が聞かれ、盛況のうちにツアーを終えました。
次回は、11月25日(土)に『「おうどん」のブランド戦略-恩地食品の挑戦-』と題して、ブランディングをテーマとした公開講座を開催する予定です。