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PBLプロジェクト「紙芝居ボランティアを通した地域貢献」チームが手づくり紙芝居コンクールで優秀賞を受賞
10月28日、和歌山県教育委員会主催の「第24回手づくり紙芝居コンクール」が県立図書館で開催され、本学のPBLプロジェクト「紙芝居ボランティアを通した地域貢献」が制作した作品「天狗がたてたお寺」が優秀賞を受賞しました。「ふるさと和歌山再発見!」をテーマに一般の部で43点の応募があり、最終審査に残った4点の中から同作品が優秀賞に選ばれました。
プロジェクトで活動する前里琴美さん(外国語学科2年)、辻奈々子さん(同)、山下暉人さん(同4年)、山口摩海さん(同4年)、大澤桃子さん(同4年)は、6月から紙芝居の制作に取り掛かり、約3カ月かけて完成。本学と「大学のふるさと」協定を結ぶ和歌山県由良町の興国寺に言い伝えられている天狗伝説を紙芝居にしました。学生は「作画に関しては鳥獣戯画らしさを出すためになるべく厚塗りにならないようにし、登場人物たちが背景に埋もれてしまわないように気をつけました。読み聞かせはゆっくり話すことを心掛け、登場人物を演じ分けて読みました」と苦心や工夫のポイントを話してくれました。
指導教員の水野武キャリア教育推進室講師は、「紙芝居制作の過程を通じて、学生たちに他者との協働行為、工程管理、自身の意図をはっきりと伝えるコミュニケーション力を身につけてもらうことが本PBLプロジェクトの目的です。今回の優秀賞受賞は学生の努力の結果で、心からおめでとうと言いたい」と受賞の喜びを語りました。