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商店街会長から説明を受ける学生たち 商店街会長から説明を受ける学生たち

商店街通りを視察する学生たち 商店街通りを視察する学生たち

 11月18日、平野ゼミ(専門演習Ⅱ・3年次生)は黒門市場を視察しました。

 黒門市場は、大阪市内にある商店街。食品、とくに新鮮な魚介類に特徴があります。これが、外国人に口コミ(SNSやブログを含む)で広まり、食べ歩き体験のスポットとして来客数が急増しています。ゼミでは、その現状と課題を見聞するために、商店街の視察に出かけました。

 同ゼミは、毎年訪問を重ね、今年で4度目の視察となります。この4年間でも少しずつ変わってきています。例えば、空き店舗を商店街組合が買い取り、作った無料休憩所は、今では、Information Centerとなり、自販機の横にずらりと「ガチャ」が並んでいます。若い人のアイデアで半信半疑で導入されたのですが、今では、これだけで銀行融資の利息を悠々に払えると言います。

 また、多くの外国人観光客の貨幣ニーズに応えるため、世界的にも珍しい自動外国通貨両替機も設置されるようになりました。さらに、増え続ける外国人観光客を想定した実践的英会話も仕事後に学び始められたとのことです。このように自分たちも絶えず変わりながら、せっかく巡ってきたチャンスを逃さない姿勢が、ここでは見て取れました。

 自分たちの地元の商店街との違いにびっくりした様子の学生たちには、貴重な体験となったようです。

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