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学生で組織するキャンパスクリーンサポーターが廃油をリユース ~石けん作りに挑戦~
11月25日(土)、キャンパスクリーンサポーター(略称CCS)が石けん作りに挑戦しました。学内の食堂で出た廃油を有効活用することを目的とし、生命科学科の協力のもと実験室をお借りして9:30から7人で始めました。
まずは、水・水酸化ナトリウム・廃油をそれぞれ計量します。正確な分量にすることが、石けん作りの重要なポイントです。
つぎに、ペットボトルに水酸化ナトリウム水溶液を作ります。この時激しく発熱し、肌や粘膜に触れると化学やけどを起こすので、充分に注意しなければなりません。冷めたところでろ過した廃油を混ぜ合わせ、30分ほど振ると乳状化します。この液体を牛乳パックに流しいれ、1か月ほど熟成させると完成です。
お昼休憩をはさみ14:40ごろまで作業をし、約3.4リットルの廃油から34個分の石けんを作りました。
参加したCCSメンバーから、
「捨てるものを使えるものに変えることができて、すごくうれしい。」
「廃油から石けんが作れるということをもっと皆さんに知ってもらいたい。完成してみんなに使ってもらえるのが楽しみです。」と、感想の声が寄せられました。
ご協力いただいた生命科学科の教職員の皆様、ならびに廃油を提供くださった常翔ウェルフェアの皆様ありがとうございました。
CCSはこれからも学生の自由な発想で廃棄物のリユースをはじめ学内の環境改善を目指します。今後の活躍にご期待ください。