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1年間のプロジェクト活動報告を行う学生 1年間のプロジェクト活動報告を行う学生

PBLの教育効果について意見を交わすパネリストら PBLの教育効果について意見を交わすパネリストら

表彰状を手に喜びの表情を見せる3チーム 表彰状を手に喜びの表情を見せる3チーム

 1月20日、大阪工業大の梅田キャンパスで摂南大学PBLプロジェクト最終報告会を開催し、学生、教職員、学外関係者など約400人が参加しました。

 PBLはProject Based Learning(プロジェクト体験型学習)の頭文字を取ったもので、学生が企業、団体、地域と協働し、課題解決に向けて主体的にチームで取り組む学習です。今年度は昨年度を上回る18のプロジェクトで343人の学生が活動しました。

 第1部の学生による活動報告では、各プロジェクトの代表者が課題や活動内容、活動中に起こった問題 とその解決方法、そこから得られた気付き・成長、今後の展望について発表しました。学生たちにとって、課題や目標を共有する難しさ、役割分担やコミュニケーションの重要性など、PBLに取り組んで得た学びについて振り返る良い機会となりました。

 第2部では、関西大教育推進部教育開発支援センター副センター長の三浦真琴氏による基調講演「大学の主人公は君たちだ!~真の学び手になるために~」がありました。三浦氏は「学ぶにあたって、自分で問いを発見して、その問いに対する答えを模索してみること。『なぜ?』と疑問に思ったことを調べてみることが大切です」と知的プロセスを体験することの重要性について話しました。

 第3部では、「PBLは学生にどのような成長をもたらすのか?」というテーマで、基調講演を行った三浦氏をはじめ、学外の協働団体担当者、本学教員および履修学生によるパネルディスカッションが行われました。「PDCAサイクルをしっかりと回してプロジェクトをきちんと検証すべき」「教員は学生が自らアクションを起こすまで待つことも大事」「プロジェクトを進める中でコミュニケーション能力などの成長を感じた」など、さまざまな意見が飛び交い、多岐にわたる討論が繰り広げられました。

 表彰式では、Good Activity賞に「由良町における地域ブランド開発プロジェクト」「こども経済セミナー『お金とけいざい』ワクワク探検隊」「摂大ブランド商品の企画プロジェクト」の3プロジェクトが選ばれました。最後に荻田喜代一副学長・教務部長から「どのプロジェクトも素晴らしい活動内容でした。これからも大学での学びを通して自分を磨いていってほしい」と全体講評がありました。

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