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短期留学生が茶道体験を行いました!
4月27日(金)、本学で受け入れている短期留学生がクラブ棟にある茶室、「摂提庵」にて茶道体験をしました。
茶道体験には、協定校の韓国・大田大学校5名、台湾・南台科技大学2名、中国・常州大学2名、タイ・泰日工業大学3名、合計12名の留学生が参加しました。
全員が事前学習で茶道の歴史や「和敬静寂」などの精神について学んだうえで、体験学習に臨みました。体験では、茶道部員が指導にあたってくれました。茶室への入り方(ふすまの開閉、にじり入り、床の間での掛け軸などの鑑賞)やお点前など、留学生たちは部員のお手本を見よう見真似で、緊張しながらも楽しんでいる様子でした。お点前を体験したあとは、部員たちから茶道の歴史や流派、床の間の掛け軸の説明を受けました。説明を受けて、「茶道に流派があることを始めて知った」、「掛け軸の『閑坐聴松風』の意味に感銘を受けた」など、驚いた様子でした。その後、全員正座のお辞儀でお礼を述べて体験を終えました。
参加した留学生たちからは、「茶道はすばらしい」「日本の礼儀を知ることができた」「静かで心が落ち着いた」「一杯のお茶を飲むまでの過程がとても複雑だけど、(部員に)無駄な動きがなく、動作の一つ一つが美しい!」などの声がありました。「茶道部の部活に参加してもっと深く学びたいので、今度おじゃまします」と言って帰っていく留学生もおり、多くの留学生がまた茶道体験をしたいとのことでした。
慣れない正座に苦労する学生もいましたが、初めて味わう抹茶や茶道のマナーなど日本文化の奥深さに触れる機会となりました。