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マッチングゲームで会話を楽しむ学生ら マッチングゲームで会話を楽しむ学生ら

学生ファシリテーター手作りの教材によるグループワーク解説 学生ファシリテーター手作りの教材によるグループワーク解説

セミナー終了後に記念撮影 セミナー終了後に記念撮影

 教育イノベーションセンターは6月23日、枚方キャンパスで「社会人基礎力セミナー」を開催しました。「社会人基礎力」とは2006年から経済産業省が提唱しているもので、「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)」「チームで働く力(チームワーク)」の3つから構成されており、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力のことです。当日は枚方・寝屋川両キャンパスから約40人が参加しました。このセミナーは「学生による学生のためのプログラム」として開催し、寝屋川キャンパスの学生8人がファシリテーター(進行役)として企画・運営に携わり、自らのプレゼンテーション能力やファシリテーションスキルを身につけることも目的としています。

 セミナーではマッチングゲームなどのアイスブレイクを皮切りに、「私のコミュニケーションスタイル」のワークに取り組み自身のソーシャルスタイルをチェックシートで分析。他者から認識されている自分を知ることを学びました。その後はグループに分かれて学生同士でインタビューを行うなど、お互いを知り、さまざまな価値観や考え方を持った仲間とコミュニケーションを取ることで自己理解を深めました。教室で初めて顔を合わせて緊張気味だった学生の表情がコミュニケーションを通じて徐々に明るくなり、積極的にグループの仲間に笑顔で話し掛ける姿が目立つようになりました。セミナーは学生にとってキャンパス・学部・学年の垣根を越えてチーム・ビルディングの重要性を学ぶ良い機会となりました。

 終了後、セミナーに参加した小松禎明さん(薬学科5年)は「コミュニケーションと自己理解の大切さを実感しました。これからは薬学臨床実習などでいろんな人と話す機会が増えてくるので、今日学んだことを生かしていきたいです」と話しました。他にも学生から「改めてチーム形成の重要性を認識できた」「枚方、寝屋川両キャンパスの学生が交流できて良かった」との声が聞かれました。

 

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