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「松塚区民祭り」で薬学科、看護学科生が高齢者向けに健康チェック
8月4日に松塚ふれあい館(大阪府交野市)で開催された「松塚区民祭り」で、薬学科、看護学科による「アクティブエイジング健康チェック」を実施し、約150人が参加しました。2015年から薬学部と看護学部は同市松塚地区で健康調査とコミュニティーミーティングなどを行う「松塚健康プロジェクト」を実施しており、今年で4年目を迎えます。
薬の相談や骨密度・体組成・血圧・握力・口腔機能の測定後、キリン堂の薬剤師による健康相談も行われました。参加者からは「昨年の測定で、『腕の筋力が弱い』との結果が出たので1年間運動に励みました。良い数字が出たので嬉しい。来年もっと健康になって測りに来ます」などの声が聞かれました。本イベントの松塚地区における定着ぶりがうかがえます。
健康チェックの血圧測定を担当した中條公輔さん(看護学科4年)は、「血圧は平常時の基準が人によって異なるため、単純に数値だけを見て話をすることはできません。それぞれのケースに応じた適切なアドバイスができるようになることが大切だと感じました」と話しました。終了後、指導教員の山本十三代講師(看護学科)は、「これからも継続して実施し、地域に根付く催しになればと思います」と今後の抱負を語りました。