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お知らせ

 8月8日、経済学部の郭進准教授が寝屋川市まち政策部集合研修会で講演を行いました。

 現在、寝屋川市では、打上高塚町土地区画整理事業、都市計画道路東寝屋川駅前線事業などを進め、今後は、府営寝屋川公園の活性化に向けた取り組みを行うなど、賑わいと魅力のある東寝屋川駅周辺のまちづくりを推進しています。そこで、これらのまちづくり事業が寝屋川市の経済にどの程度寄与するものかを理解するため、平成23年寝屋川市産業連関表を作成した郭准教授を講師に招き、研修会を開催することとなりました。 

 当日は市職員・53名が熱心に聴講されました。講演では、寝屋川市の産業連関表を作成するにあたっての作成方針・作成手順を説明し、産業連関表から見た寝屋川市の経済や産業の特徴などを詳しく解説しました。さらに、寝屋川市で取り組んでいる「サクラ☆プロジェクト」の経済波及効果を分析実例として取り上げ、プロジェクトの経済効果の大きさや今後のさらなる可能性について解説しました。

 講義のあと、市職員からは、産業連関表という普段見慣れない内容を理解し、寝屋川市の経済構造分析から経済波及効果の推計まで産業連関分析の役割を実感できたとの感想がありました。また、今後の地域のまちづくりを考える上で、様々な場面で産業連関表を活用出来ればと期待しているとのコメントも頂きました。

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