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突然の大雨。ピットで雨用のタイヤに交換 突然の大雨。ピットで雨用のタイヤに交換

エンデュランス種目で華麗な走りを見せるマシン エンデュランス種目で華麗な走りを見せるマシン

エンデュランス種目完走後に安堵の表情を見せるメンバー エンデュランス種目完走後に安堵の表情を見せるメンバー

 9月4日から8日にかけて、学生フォーミュラチーム「S-Racing」が静岡県の小笠山総合運動公園で開催された「第16回全日本学生フォーミュラ大会」に出場し、出場98チーム中総合64位で大会を終えました。

 「同じ轍は踏まない」。昨年、車検でのマシン不備指摘により、1周のラップタイムを競うオートクロス種目の会場入りが締め切り間際になった経験をバネに、今年は試走時から車体のチェックを念入りに行いました。その結果、今年は車検を大きなトラブルなくパスし、オートクロス種目もクリア。早い段階で複合コースを20周走行する「エンデュランス」に出場する権利を獲得しました。

 首尾よくスタートを切ったと思ったその時、会場を悪天候が襲い、ピットに戻っていたエンデュランス種目待ちのマシンを横殴りの雨が直撃。メンバーは慌ててマシンとテント周辺にブルーシートを張り、コース路面が「ウェット」になったという放送を聞いてすぐさま雨用のタイヤに付け替えました。

 想定外のトラブルを乗り越え、「S-Racing」チームは見事20周を完走。走行を終えてピットに帰ってきたマシンとドライバーをメンバーたちはすがすがしい笑顔で迎えました。

 キャプテンを務めた小嶋優斗さん(機械工学科3年)は「総合順位が上がったのはメンバー全員の努力の成果です。今回の悪天候を経験して、試走で晴れの時しか走っていなかったことが悔やまれます。雨対策が今後の課題です」と大会を振り返りました。メンバーもすでに来年を見据えており、「サスペンションなど改良ポイントが見つかったので、もっと良いマシンを製作していきたいです」とさらなる飛躍を誓いました。

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