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経済学部植杉ゼミの学生が気仙沼で震災復興に関する現地調査。来年1月に神戸・南京町で復興支援イベントを開催
経済学部植杉大教授のゼミ生らが8月27日~29日、来年1月に神戸・南京町で開催を企画している復興支援イベント「食べる!遊ぶ!復興支援する!!気仙沼出張屋台村@南京町広場」の現地調査のため、気仙沼商工会議所や気仙沼市役所を訪問しました。
同イベントは、2017年3月に惜しまれつつ閉村した同市の「復興屋台村気仙沼横丁」を南京町中央広場で復活させ、気仙沼の観光や特産品、復興の歴史を同時に発信しようというもの。お祭りのようなイベントを楽しみながら復興支援に関わることができるという新しい復興支援のカタチです。
植杉ゼミでは、2012年から6年間、同市をフィールドとして震災復興に関する研究を行ってきました。これまでも「スローシティに関する震災復興シンポジウム」や、本学寝屋川キャンパスの食堂で同市の特産品メカジキを使用した「メカカレー」の販売など、主に学内での研究成果発表やイベントを実施。これらの活動を通じて、特に関西圏における同市の認知度の低さと伸びしろに着目し、東日本大震災の復興支援に直接結びつく具体的なアプローチを模索したところ、今回の南京町でのイベント実施の運びとなりました。神戸市は阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けた地域であることから、ゼミ生らは双方の被災地の連携の意味も込めて開催日を1月17日と18日に決定。現在、一丸となって準備を進めています。