経済学部
経済学部生がタイ・バンコク研修に参加しました
経済学部野村ゼミは9月3日~10日、タイ・バンコクでの研修を実施し、3年生13人が参加しました。
これは、本年度から始まったタイ国政府観光庁と野村ゼミとの共同研究の一環として、タイ国の観光施策への理解、日タイの学生間の交流、新たな観光資源の発掘を目的として実施されました。
初日、タイ国政府観光庁職員、国立ラチャモンコン・クルンテープ大学教員、旅行会社支店長等の前で、学生らは3グループに分かれ、タイ観光振興についてこれまでのゼミでの研究成果を発表しました。また、政府観光庁本庁で、最新のタイ国の観光振興の取組みについて講義を受け、発表に対するコメントとともに、これから研究を深めていく際の大きな糧とすることができました。さらに、2軒の5つ星ホテルの視察も行い、タイがバックパッカーから富裕層まで、あらゆる旅行者を取りこむための施策を戦略的に実施していることを知り、観光大国の一面を体感することができました。
そして、現地のラチャモンコン大学の学生との交流プログラムとして、日本語学科の4年生の授業に参加し、タイの学生と共に課題に取り組みました。さらに、3年生と一緒にまち歩きを実施、グループごとに研究テーマに即したバンコクの観光資源を探索するための計画を立てたり、地元の人しか知らないスポットを案内してもらったりすることで学生同士の交流を深め、タイの文化や習慣等を理解する機会にもなりました。
今回は台風21号の影響による関空閉鎖のため、帰国が2日間延期になるというハプニングもありましたが、学生にとっては、海外に目を向け、視野を広げるきっかけとなる非常に有意義な研修とすることができました。