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「女性のためのがん講習会」を実施しました
看護学部は10月15日、枚方キャンパスで大阪府との共催による「大学生だからこそ知っておきたい 女性のためのがん講習会」を実施しました。この講習会は、大阪府が推進している府民の健康寿命の延伸に向けた市町村や民間企業等の連携・協働による「健康寿命延伸プロジェクト」の一環である『健康キャンパス・プロジェクト★摂南大学』として実施。自分の健康状況に合った情報を見極め、最善の選択を行うことができる「ヘルスリテラシー」の向上を目的としています。当日は看護学部生約40人が参加しました。
子宮頸がんセミナー講師の厚生労働省委託事業がん対策推進企業アクションアドバイザリーボードメンバーの阿南里恵氏は、23歳の時に子宮頸がんを発症。突然のがん告知からの悩みや抗がん剤治療との闘い、家族や友人との絆の大切さなどについて自身の経験を語りました。阿南氏は「誰一人自分と同じ体験をしてほしくない。ぜひ若いうちから検診を受けてほしい」とがん早期発見の重要性を訴えました。参加した学生からは「がん検診の重要性を改めて感じました」「将来看護師として患者さんをサポートするにあたって、とてもためになる話を聞くことができました」などの声が聞かれました。
セミナー終了後は、婦人科検診車で20歳以上の女性を対象に子宮頸がん無料検診を実施しました。