理工学部
理工学部基礎理工学機構主催第7回数理セミナーを開催しました
12月5日(水)、理工学部基礎理工学機構は、数理セミナーを寝屋川キャンパスのプチテアトルにおいて開催しました。数理セミナーは、数学や物理に興味を持つ大学院生・学部生が教科書にはまだ記述されていない最先端の研究に触れることを目的とし、2016年度から定期的に行っているセミナーです。
7回目となる今回は、数学と生物学に関連するテーマを選び、大阪大学特任研究員の森竜樹氏を講師としてお招きし「生物の棲み分け現象に関する数理モデルの解析」というタイトルで講演いただきました。内容は、異種類の生物が互いに争うことなく共存できるのはなぜか、この問に対し、生物のすみ分け現象を説明する数理模型の定式化と数値計算を、動画や画像を使って分かりやすくそして丁寧に説明してくださいました。
セミナー終了後は、聴講に訪れた摂南大大学院生、学部生、教職員そして学外からの社会人等により活発な質疑応答が行われました。参加者の一人から「講演内容は大変興味深いものでした」との感想を頂きました。これからも数理セミナーは、皆さんに興味を持ってもらえるようなテーマで開催し、多くの人に先端の研究に触れるきっかけを提供していきます。