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オープニングセレモニーでテープカットを行う八木紀一郎学長(左から2人目)と実行委員長の森俊人さん(同3人目) オープニングセレモニーでテープカットを行う八木紀一郎学長(左から2人目)と実行委員長の森俊人さん(同3人目)

飲食ブースで気仙沼名物の料理を販売する学生ら 飲食ブースで気仙沼名物の料理を販売する学生ら

「お疲れ様でした!」イベント終了後に屋台村看板の前で記念撮影 「お疲れ様でした!」イベント終了後に屋台村看板の前で記念撮影

 本学は阪神・淡路大震災記念日の1月17日と翌18日、復興庁などの後援のもと、神戸市南京町広場で東日本大震災復興支援イベント「食べる!遊ぶ!復興支援する!!気仙沼出張屋台村@南京町広場」を初開催しました。このイベントは経済学科植杉大教授のゼミ生4人が中心となって企画、運営を行いました。また、2日間で50人の学生がブースでの調理や物品販売などに協力しました。2017年3月に閉村した宮城県気仙沼市の「復興屋台村気仙沼横丁」を南京町広場で復活させ、気仙沼の観光や特産品、復興の歴史と“中華街”南京町の魅力を同時に発信しようという「新しい復興支援のカタチ」のイベントに多くの方が来場しました。

 神戸の街に2日間限定で姿を現した気仙沼出張屋台村。名物メカジキのハモニカ煮やホルモン焼き、蒸し牡蠣、焼きホタテなどの気仙沼の郷土料理や気仙沼と神戸の地酒飲み比べを提供する「飲食ブース」をはじめ、ふかひれスープやサンマなどの気仙沼の特産品を販売する「物販ブース」、震災関連資料の展示やサメの歯キーホルダー作り体験、観光パンフレットが閲覧できる「歴史・観光ブース」を設置。このほか、東日本大震災を実際に経験した尾形幹男氏による語り部講話も行われました。また、南京町6店舗による気仙沼名物のメカジキを使ったコラボ料理も販売しました。

 初日が終了し、学生らは「もっとお客様に来てもらえるように」と2日目の早朝から会場レイアウトを変更。料理を楽しみながら物販ブースが視線に入るようにと、テーブルとブースを並行に設置するほか、歴史・観光ブースも道路に沿った目のつきやすい場所へ移動しました。また、通行人に開店を知らせるため、南京町店舗のドラを借りてアナウンス後に打ち鳴らすパフォーマンスも披露。学生らが「いらっしゃいませ!」と元気よく呼び掛けました。工夫を凝らした甲斐もあって2日目も大盛況となった会場は活気に溢れました。阪神・淡路大震災を経験したという神戸市在住の方からは「震災を知らない大学生がこのような取り組みを行っているのは素晴らしいこと。これからも続けてもらえれば」という声が聞かれました。

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