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「鶴見橋商店街似顔絵かるた大会」に経営学科西之坊ゼミ生らが協力
1月19日、鶴見橋商店街(大阪市西成区)の活性化を目的に弘治会館「老人憩いの家」(同区)で開催された「鶴見橋商店街似顔絵かるた大会」に経営学科西之坊穂准教授のゼミ生らが協力しました。同大会は店主の高齢化による後継者不足などで悩む商店街を盛り上げようと同商店街振興組合と企画したもので、当日は約30人が参加しました。
昨年7月、同商店街の活性化に向けての提案を西之坊ゼミ生が実施した際に店主らからオファーが出たかるた大会。群馬県の歴史や文化を伝える「上毛(じょうもう)かるた」をヒントに、読み札は西之坊ゼミ生が、絵札は大阪情報デザインアート専門学校の学生が製作しました。西之坊ゼミ生が直接店舗を取材し、店の特色をユーモアたっぷりに表現した読み札と、札を見るやいなや「そっくりや!」と思わず声が出る店主の特徴をつかんだ絵札が絶妙のコンビネーションを生む「鶴見橋商店街似顔絵カルタ」を使って大会が行われました。
大会はトーナメント形式で行われ、絵札デザインを担当した同専門学校のチームが優勝。本学から出場した「摂南大学チーム松山」は惜しくも準優勝となりました。この似顔絵カルタは商店街の振興目的のほか、今後は同区内の小学校に配布するなど活用される予定です。大会の企画に携わった松山稜さん(経営学科2年)は、「取材時、お店の特徴を引き出す難しさがありましたが、同時に店主の皆さんの温かさを感じました。地域の子どもたちがこのカルタで遊び、お店を覚えて買い物に行ってくれたら商店街がさらに活気づくのでは」と話しました。