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長尾宗馬さん(外国語学科3年)が青年海外協力隊に合格
外国語学科3年で体育会柔道部主将の長尾宗馬さんが、青年海外協力隊の2018年度秋募集に合格しました。全国有数の現役学生合格率を誇る本学で33人目の合格者となりました。長尾さんは2020年1月の研修を経てインドのラクナウに同年春、柔道指導のため2年間派遣される予定です。
青年海外協力隊は外務省所管の国際協力機構(JICA)が実施する海外ボランティア派遣事業で、開発途上国の人々のために自分の能力や経験、技術を役立てたい若者を現地に派遣し、住民と生活しながら社会経済の発展に協力する国際的な活動です。長尾さんは、国際協力の専門家である浅野英一教授ゼミに所属し、同学科のパッケージプログラムで国際貢献に関する講義を履修しています。小学生のころから柔道を続けている長尾さんは、柔道三段で公認柔道指導者(C指導員)の資格を取得。昨年夏に外務省のスポーツ外交推進事業でインドを訪れた際、現地の柔道家から質問攻めに遭い、「インドの人たちの柔道に対する真剣さに心を打たれた。ここでもっと柔道を教えたい」と協力隊への道をめざすようになりました。
長尾さんは「現地での生活には、不安よりも魅力を感じています。技術だけではなく、『礼に始まり礼に終わる』柔道の基本精神なども現地の子どもたちに伝えたい」と意気込んでいます。