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更なる飛躍を誓う川西さん(写真左)と田中さん(写真右) 更なる飛躍を誓う川西さん(写真左)と田中さん(写真右)

「KCAA大学スポーツ奨励賞」を受賞した学生ら(後列左から5人目が川西さん) 「KCAA大学スポーツ奨励賞」を受賞した学生ら(後列左から5人目が川西さん)

公開シンポジウムには大学スポーツ関係者が詰め掛け満席となった 公開シンポジウムには大学スポーツ関係者が詰め掛け満席となった

 3月9日、「大学スポーツコンソーシアムKANSAI(以下、KCAA)」による公開シンポジウムとKCAA大学スポーツ奨励賞受賞式が、立命館大大阪いばらきキャンパス(茨木市)で行われました。

 KCAAは2018年4月に設立。現在23の正会員(大学)、15の賛助会員(企業)、4つのパートナー会員により構成されており、大学と競技団体・企業をつなぐプラットフォームの形成や人材育成、スポーツガバナンス、大学スポーツの価値向上などをテーマとし、大学スポーツによる関西地域の活性化を目指しています。

 KCAA大学スポーツ奨励賞は、各大学のスポーツ活動のモデルと成りうる実績を有した個人活動実績を顕彰し、今後の活躍を奨励することを目的に贈られます。本学はアンプティサッカーW杯日本代表に選出された川西健太さん(薬学科1年)が受賞。中学1年の時に悪性腫瘍が発見され、つらい闘病生活の中、リハビリの一環でアンプティサッカーを始めました。自らの経験を生かし、人に勇気や希望を届けられる職に就きたいと薬剤師を志し、本学薬学科に入学。病気に屈することなく、ひたむきに勉学とともに、サッカーに取り組んだ結果2018年10月、メキシコで開催されたアンプティサッカーW杯日本代表に選出され、大会で3ゴールを決める活躍を見せました。どんなに苦しい状況でも現状を受け入れ、病気に立ち向かう姿は周囲に大きな影響を与えていると評価され、今回の受賞に至りました。このほか、学園内設置学校の大阪工大では、硬式野球部の田中浩平さん(知的財産学科3年)が、同賞を受賞しました。

 また公開シンポジウムでは、設立1周年を迎えるにあたり、初年度の活動成果報告に加え、「スポーツで関西を元気に!」をテーマに、識者によるパネルディスカッションやスポーツ振興に取り組む学生による事例報告が行われました。

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