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お知らせ

当日発表の様子 当日発表の様子

表彰状 表彰状

  2019年3月3日(日)に、奈良教育大学で開催された日本陸水学会近畿支部会第30回研究発表会で、理工学部都市環境工学科4年生の森岡大智君が優秀賞を受賞しました。他に最優秀賞1件と優秀賞3件がありました。この研究発表会は、日本陸水学会の会員のうち、近畿地方の会員が中心となって年1回の研究発表会を実施しており、今回で30回を迎えました。第1回の開催は1990年です。今回は約50名の参加があり、18件の研究発表と1件の特別講演がありました。

 森岡君は、卒業研究で取り組んだ「芥川における天然アユの遡上傾向の把握と流下仔魚調査による産卵区域の推測」というテーマで発表しました。大阪府高槻市の芥川で約2か月間、毎日市民と協働で実施した遡上調査や、上流で秋に実施した仔魚調査の結果から、新たに整備された魚道を利用したアユが上流まで遡上し、産卵していることがわかりました。行政と市民の協働で実施された芥川の環境整備の結果がよい方向に進んでおり、関係者一同も喜んでいます。

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