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和歌山県由良町職員向けセミナーを開催しました
2019年3月23日(土)と24日(日)の2日間、寝屋川キャンパスにて、和歌山県由良町の職員の方々を対象に、R言語を使ったデータ収集とテキストデータ解析の手法に関するセミナーを開催しました。
昨年9月の台風21号で由良町に多大な被害がもたらされたことにより、本学は同町から白崎海洋公園の復興にかかる支援要請を受けており、その要請に応える活動の一環として本セミナーが企画、実施されました。インターネットから収集できる大量のテキストデータや、各種ヒアリング、委員会の議事録などをもとに、客観的な情報を引き出すことで、今回の復興はもとより、今後様々な場面で活用が可能な手法を学んでいただくことを目的としています。
セミナーは、経済学部の植杉大教授監修のもと、本学大学院経済経営学研究科の修了生である増尾 歩氏を講師として行われました。統計解析で主流になっているプログラミング言語Rの基礎を学んだあと、Twitterからのデータ収集・解析、結果の視覚化を行い、さらに和歌山県内のいくつかの自治体広報誌のデータを使った演習により理解を深めました。
本学では、地域総合研究所の機能を高め、これまで以上に地域の問題解決に貢献することを計画しており、今回のセミナーをその取り組みの一つとして位置づけています。