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セイタカヨシの収穫作業を行う学生ら セイタカヨシの収穫作業を行う学生ら

 6月1日、経営学科の大田住吉教授ゼミ生18人が枚方市・交野市を流れる天野川河岸でセイタカヨシ(イネ科ヨシ属)の草刈りボランティア活動に参加しました。

 成人の背丈を超える高さまで生育するセイタカヨシは、以前から天野川流域に自生していました。これまで雑草として刈り取りを行っていましたが、昨年本学をはじめ枚方市、交野市、J-COMなどで構成される天野川の地域資源を生かした活動を行う「枚方・交野 天の川ツーリズム推進協議会」がセイタカヨシの成分分析を行った結果、ポリフェノール、葉酸など多くの栄養成分が含まれていることが判明。現在は、刈り取り後フリーズドライ製法によるパウダー化により食品や染料の原材料として活用し始めています。

 学生がこの活動に参加するのは昨年に続き2回目。地域のボランティアメンバー約15人と合流し、私市橋(交野市私市)付近で刈り取りや運搬、葉切りなどの作業を行い、ダンボール箱12個分(約50kg)のセイタカヨシを収穫しました。

 この日は気温28℃で初夏の陽射しが照りつける中、学生らは汗だくになって長靴・軍手姿で作業に取り組みました。大田ゼミでは今後もセイタカヨシを使った商品開発、商標登録、販売活動などについてのビジネス学習の一環としてボランティア活動を継続する予定です。

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