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夏休みの自由研究のヒントに!「大学と遊ぼう!」に親子ら300人
摂南大、大阪工業大、大阪歯科大、関西医科大の枚方市内にキャンパスのある4大学でつくる枚方学術プラットフォームが主催する小学生4~6年生を対象としたイベント「子ども夢発見 大学と遊ぼう!」が7月20日、大阪歯科大楠葉学舎で開かれました。夏休みに入ったばかりの土曜日ということもあって、自由研究のヒントを得ようとする約300人の親子でにぎわいました。
本学からは薬学部附属薬用植物園の伊藤優助教らが、「においを科学する」のテーマでさまざまな植物のにおいを体験するブースを出しました。あんずの種子に水を加えて押しつぶすと杏仁豆腐のにおいになったり、嫌いな人の多いパクチー(コリアンダー)にライムの汁を加えるとコカ・コーラのにおいになったり、身近な食品のにおいが意外な植物と共通のものであることを体験した子どもたちは、何度も鼻を近づけて確かめていました。ブースでは伊藤助教と2人のスタッフがクイズ形式を使って子どもたちにミニ講義。ウコンやウイキョウなど6つのスパイスを示して、「どれがカレーに入っているでしょうか?」と質問。答えに迷う子どもたちは、「正解は全部」と明かされると「へぇー!」と驚きの声を上げていました。枚方市立樟葉小4年の前原圭佑君は「カレーにこんなにたくさんのスパイスが入っているとは思っていませんでした。意外で面白かったです」と話していました。