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薬学部×資生堂ジャパン コラボ授業【キャリア形成Ⅱ】を開催しました。
2019年8月21日(水)22日(木)、薬学部は資生堂ジャパン株式会社と連携した授業【キャリア形成Ⅱ】を開講しました。
当日は、3年次生18名が受講。資生堂化粧療法の考え方に基づいた、高齢者に対するアクティビティスキルと高齢者が化粧をつうじて「整容」ができるための知識や技術を学びました。
受講学生からは、「相手に説明する難しさを感じた」「在宅医療では高齢者に直接関わることが多いので、今回の化粧療法を通じて学んだことを、薬剤師になったときに発揮していきたい」「相手に説明するときは、相手の気持ちを察することが重要」「化粧が生きがいにつながる。まずは、身近な人を、化粧を通じて笑顔にしたい」といった声があがりました。
化粧には、気持ちを明るくする効果があり、脳にいい刺激を与えます。また、適度な身体負荷がかかり、口腔ケアにもつながります。地域包括ケアシステムによって、薬剤師の役割は大きく変わってきました。これまでは薬の専門家として、調剤業務がメインと考えられていましたが、これからは医療・介護の住民窓口として、様々な健康相談を受け付けることを期待されています。今回学んだ、化粧をツールとしたコミュニケーション能力は、薬剤師として地域住民と関わる際に大変役立ちます。
今後も、薬学部では、資生堂ジャパンとの連携を密にし、他にはない授業を提供していきます。