経済学部
経済学部生がオリックス球団職員に対し調査発表を行いました
経済学部 郭准教授ゼミの糸谷七海さん、入江真希さん、原田瞭さん(いずれも2年)の3人が、8月24日、京セラドーム大阪で開催されたホームカミングデイ「All摂南大学Day」で、オリックス球団職員に対し調査発表を行いました。
この発表は、本学部生が去る7月16日、プロ野球公式戦(オリックスvs.楽天)で導入された「ダイナミック・プライシング制(変動価格制)」チケットを購入した観戦客に対するアンケート調査結果をまとめたものです。テーマは『女子大生が考えるダイナミック・プライシング制導入のすすめ』と題し、まず、ダイナミック・プライシング制導入の経緯や販売期間中におけるチケットの価格推移を解説しました。次に、調査データに基づき、ダイナミック・プライシング制への満足度に影響を与える要因に関する数量分析の結果を報告しました。そして、女性の視点から、ダイナミック・プライシング制によるチケット販売の情報発信を強化させるための策として、地元で人気のラジオ番組とのコラボ企画等の提案を行いました。
発表後、球団職員から多くの質問を受けるなど盛んな意見交換の場となりました。球団チケットグループ長の山本氏は売り上げを伸ばすという目標から今回初めて導入されたダイナミック・プライシング制によるチケット販売は成功だったと表明。また、今回の分析結果を踏まえ、来年は観戦客のダイナミック・プライシング制に対する満足度を意識しながら、その導入効果をさらに高めていきたいとのコメントをいただきました。