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枚方学術プラットフォーム共同FD・SD事業を開催しました。
9月27日、摂南大、大阪工業大、大阪歯科大、関西医科大で構成する枚方学術プラットフォーム主催の共同FD(注1)・SD(注2)事業を大阪歯科大楠葉キャンパスで開催しました。当日は、プラットフォーム外にも広く参加を呼びかけ、大学教職員を中心に約50人が参加しました。
当日は大阪歯科大学の今井弘一副学長が「データサイエンス教育について-臨床歯科医学を例として-」をテーマに講演を行いました。「統計的」「計算的」「人間的」の3つを視点に、大量のデータから何らかの意味のある情報、法則、関連性などを導き出すためのアプローチであるデータサイエンスについて講演いただきました。
また、歯学部で行われてきた臨床歯科医学情報処理教育を例に、20世紀後半と現在の講義内容を比較し、患者のための医療情報教育に重きが移ってきたことを説明されると、会場からは驚きの声が上がりました。
今後も、枚方学術プラットフォームおよび枚方産学公連携プラットフォームでは、枚方市のあらゆる課題に対応すべく、事業を進めていきます
注1:FD(ファカルティ・ディベロップメント)…大学教員の教育能力を改善、向上させるための実践的方法。
注2:SD(スタッフ・ディベロップメント)…大学事務職員や技術職員などを対象に行われる、職能開発の組織的な取り組み。