その他
【募集】(一社)Jミルク 「2020年度 『乳の学術連合』学術研究」
[公募の種類と募集テーマ]
(1)「牛乳乳製品健康科学」学術研究
①牛乳乳製品が免疫機能に及ぼす影響に関する研究
牛乳乳製品あるいはその成分の免疫機能に及ぼす影響に関する基礎的・臨床的研究。
・牛乳乳製品あるいはその成分が腸内環境や腸管機能に及ぼす影響に関する基礎的・
臨床的研究
・牛乳アレルギーの予防・改善に関するこれまでの臨床的研究を体系的に整理し、
ガイドライン作成に寄与する実践的研究
②牛乳乳製品が加齢に伴う栄養代謝に及ぼす影響に関する研究
低栄養(フレイル、サルコペニア、ロコモティブシンドローム)、過栄養(肥満、
メタボリックシンドローム、糖尿病)、高齢者に特徴的な疾患(認知症など)に
関する疫学研究、基礎研究、介入研究。
・牛乳乳製品摂取とフレイル・認知症との関連性
・牛乳乳製品の摂取が運動による各種の代謝マーカーやバイオマーカーの変化に及ぼす
影響
③牛乳乳製品に関わる新規探索研究
牛乳乳製品の価値向上につながる牛乳乳製品が健康に及ぼす影響に関する基礎的、
臨床的新規探索研究。
(2)「乳の社会文化」学術研究
〈特定研究〉
①牛乳乳製品の価値創造
牛乳乳製品の価値創造に通じる研究。
例えば、コミュニケ―ション革新、ブランディング、地域循環型フードシステム、
バリューチェーンに関する研究など。
②牛乳乳製品の食生活への受容
牛乳乳製品の食生活への受容の歴史、受容の現状と課題、「美味しさ」の感情や
記憶の創出に関する日本及びアジア諸国をフィールドとした研究など。
③次世代酪農の可能性
酪農の持続可能性を探るための社会的・文化的な研究。
例えば、酪農生産、フードチェーン、制度・政策、評価手法に関する研究など。
④持続可能な開発目標(SDGs)の達成への日本酪農の貢献
SDGsの達成に向けて、日本の酪農乳業が取り組むべき課題、飼料自給率の向上や
環境負荷の低減、地域循環型フードシステムなどの持続可能性を高める課題に関する
研究など。
〈一般研究〉
⑤乳及び酪農乳業に関する社会的・文化的視点からの研究
牛乳乳製品の食文化的意義・酪農乳業の歴史及び社会経済的な意義に関する研究など。
(3)「食と教育」学術研究
〈特定研究〉
①「乳」に係る教育的プログラムの開発と検証研究
・ヘルスリテラシー向上、食文化の発展、乳特有の教育的価値との関連、
新学習指導要領との関連、災害支援と食選択など。
②「乳」の生産・製造・流通等に係る教育的プログラムの開発と検証研究
・酪農教育ファーム活動、牛乳工場見学と教育活動の連携、牛乳のサプライチェーンを
通した価値や特性など。
③SDGs達成に求められる資質・能力の考察とそれに係る「乳」の教育的プログラム
開発と検証研究
・豊かな社会づくり、環境配慮、食品ロス削減、地域循環、多様性、国内及び
グローバルな食料問題など。
④「乳」に関わる学校給食の教育的意義や栄養的・文化的価値に関する研究
・栄養バランス、社会性の教育(社交性、協同の精神、生命尊重、環境意識、
生産者への感謝など)、科学的で文化的な食選択、海外(特にアジア)との比較など。
〈一般研究〉
⑤「乳」に関する教育的視点からの研究
「特定研究」以外のテーマで学校・園(幼・保、小・中・高・大)、家庭、地域、
社会、企業などにおける教育の場を活用した研究。
〈研究支援・社会連携センター締切:12/13(金)〉
詳細は、
一般社団法人 Jミルク
http://m-alliance.j-milk.jp/index.html
を、ご参照ください。