本文へ移動

お知らせ

ウブド第1高校で現地の生徒と交流 ウブド第1高校で現地の生徒と交流

サラスワティ外国語大学での日本文化レクチャーで「あやとり」を教える学生ら サラスワティ外国語大学での日本文化レクチャーで「あやとり」を教える学生ら

ウブド王宮で記念撮影 ウブド王宮で記念撮影

 8月31日~9月9日、インドネシア・バリ島での海外インターンシップ研修を実施しました。この研修は全学部共通の授業科目「教養特別講義」で実施したもので、今年度は2~4年生10人が参加し、現地の大学と高校で日本文化の紹介や日本語授業を行いました。

 サラスワティ外国語大学日本語学科(STIBA)では、学生らがグループに分かれて和食、日本のカメラ、書道について紹介。日本語学科ということもあり、日本事情に興味津々の現地の大学生らは真剣な眼差しで聞いていました。書道では学生が実際に日本から持参した半紙を使って書いて見せる一幕もありました。また、ウブド第1高校でも日本語の授業を行ったほか、小学校では日本語授業を見学後、学生らが日本の歌を小学生に披露するなど積極的に現地の人たちと交流を深めました。

 このほか、サラスワティ外国語大学の学生と共同で昨年に続きマングローブの植樹やビーチの清掃を行いました。デンパサール市内の視察では、東南アジア諸国でしのぎを削る日本の家電製品の国際競争力に危機感を覚えた学生も。国境を越えたシェア争いの現状を海外の家電量販店で目の当たりにし、「日本製品の卓越した技術だけでなく、コスト意識や日本企業の海外進出時における現地とのかかわり方なども大切だと感じました。ずっと日本にいたらこの状況を実感することは難しかったと思います」といった感想が聞かれました。

 研修に参加した黒瀬野々香さん(経営学科3年)は、「バリでは日本人との文化的な考え方の違いを学び、現地の方の温かさに触れました。コミュニケーションをとろうという積極的な気持ちや、慣れていない場でも行動しようという主体性をより一層養うことができました。この経験を生かし、社会で活躍できるグローバル人材を目指して今後も努力します」と振り返りました。

 インターンシップ終了後はバリに古くから伝わるケチャダンスやテガララン地区にある世界遺産の水利組合「スバック」などの伝統文化の見学を行うなど、さまざまな角度から学生の視野を広げた10日間となりました。

お知らせ一覧へ