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ワークショップで俳優と学生らが実施した、スティック越しに相手の動きを読む練習 ワークショップで俳優と学生らが実施した、スティック越しに相手の動きを読む練習

公演が行われた小スタジオには学生ら約60人が集まった 公演が行われた小スタジオには学生ら約60人が集まった

公演終了後に感想を述べる代表のベン・クリスタル氏 公演終了後に感想を述べる代表のベン・クリスタル氏

 10月1日、イギリスの劇団「The Shakespeare Ensemble」が寝屋川キャンパスでシェイクスピア原作の「マクベス」の公演を行いました。本公演は外国語学部の学生を対象に、海外のプロ劇団の公演に触れることで表現方法や言葉の持つ力などを学ぶことを目的として実施。当日は公演前に行われたワークショップを含め、延べ100人を超える学生らが参加しました。

 同劇団は2017年4月に同学部でワークショップ「台詞を読み解く:Hamletを例に」を行ったベン・クリスタル氏が代表を務め、シェイクスピアが活躍していた16世紀末から17世紀初頭にかけての英語の想定再現発音(Original Pronunciation)や発声で台詞を発し、舞台用の衣装やセット、小道具も使用せずに公演を行うのが特長です。

 公演に先立って行われた、俳優養成法を応用した発声と身体のワークショップには同学部の授業科目「英語科教育法」、「基礎演習」「ESP(国際教養)」の履修生らが参加。俳優らから舞台で発する台詞と現在の英語の発音との違いや舞台上での体の動かし方、発声方法などを学びました。

 10号館の小スタジオで行われた公演で俳優らが迫真の演技を披露すると、鬼気迫る表情に思わず息を飲む学生も。公演を鑑賞した英語科教育法の履修生からは「聞き手を引き込む話し方や立ち振る舞いを学ぶことができ、『伝える力』の大切さに気付きました。来年教育実習で教壇に立った時に役に立つ貴重な経験でした」といった声が聞かれました。

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