FDセミナー「パターン・ランゲージを利用した対話ワークショップ」を実施しました
教育イノベーションセンター主催のFDセミナー「パターン・ランゲージを利用した対話ワークショップ」を、薬学部の大塚正人教授を講師に迎えて、10月24日(木)にラーニング・コモンズで開催しました。
「オープンダイアログ」についての学びの後、「対話のことば」カードを使って、ワークショップ形式で、対話の本質・心得を、実践的に体験しました。「対話のことば」カードは、組織やコミュニケーションにおける問題を解消する「対話」の心得がパターン・ランゲージとして30枚あります。
パターン・ランゲージの語彙を用いることで、共有すべき対話の本質を参加者が理解しながら話し、聴くことが自然にできました。
「オープンダイアログ」という対話方法では、語りを受けとめるためなどに「待つ」ことの忍耐力がいることや、気持ちを分かち合うための「小さなサイン」や「気持ちの共鳴」などの重要性、などをリフレクションすることができました。その他にも、「じっくり聴く」や、「そのままの言葉」、「感情の通路」など、対話を行う際の本質的なキーワードを散りばめながら、参加者の経験にもとづく対話的で深い学びを経験することができました。