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お知らせ

第4回講座の様子 第4回講座の様子

 10月23日(水)に今年度第4回の市民向け公開講座を実施しました。

 今回は、本講座連携先の寝屋川市立駅前図書館を会場に、理工学部建築学科の大谷由紀子教授が、「住まいの老いにどう向き合うか」について講義しました。

 受講者11名は、日本の既存住宅の現状と、住まいの老いに向き合うさまざまな対策について学びました。

 まず、新・旧耐震基準で建てられた住宅の耐震性能や、日本と米国の建物寿命の違い、戸建て・マンションのバリアフリー対策や建替えの難しさ、住む人が居ない住宅、空き家を放っておくとどんなリスクがあるかなどの解説を受けました。

 次に、老いていく住まいを空き家にして放置しないための予防策として、既存住宅を活用するスムストックやリースバック、リバースモーゲージなどの紹介がありました。

 最後に、住む人が居ない住宅は、そのまま管理するのか、売るのか貸すのか、あるいは有効利用するのか更地にするのかを考えて、住まいも終活をしましょうと呼びかけて、約1時間の講義は終了しました。

 受講者からは住まいの不安などの質問や、「身近な問題で興味があり勉強になりました」との声が寄せられました。

 次回、第5回の公開講座は11月23日(祝・土)、「古代・中世の私市を歩く~きさいちのひみつ~」をテーマに交野市私市の歴史的景観を訪ねて散策します。担当教員は外国語学部の赤澤晴彦准教授です。

 続いて第6回の公開講座は11月27日(水、)寝屋川市駅前図書館で「SNSとプライバシー~インターネット社会の加害者・被害者にならないために~」をテーマに法学部 浮田徹准教授が講義します。

どちらの講座もぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。

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