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お知らせ

  本学では、2020年4月に農学部が誕生します。後藤ゼミでは、経済の観点から、農業の現状と課題を探るべく、11月7日~8日に静岡県でフィールドワークを行いました。

  現在、農業の生産性を高めるためのAIやITの活用、農作物の付加価値を高めるための6次産業化、農業の後継者育成と地方創生等が大きな課題となっています。静岡県は、日本で最も農作物の種類が多く、お茶やわさびの産出額は全国一となるなど、様々な農業振興政策を行っています。

  このフィールドワークは、3年生がテーマ選びやヒアリング先との交渉等も行い企画しました。2年生も参加し、総勢29名の学生が、三島から浜松までの広範囲の調査を行いました。AOI(アグリオープンイノベーション)パークは、慶應大学や理化学研究所も参加する研究と社会実装の施設で、アグリオープンイノベーション機構・専務理事の岩城轍雄氏から説明を受けました。他に、静岡県経済産業部農業局や静岡県農業振興公社、茶の都ミュージアム等、数多くの場所でヒアリングを行い、農業経済の最先端を学ぶことができました。

  若い人たちの農業への新規参入や農業と観光との結びつきなど、視野が広がるフィールドワークとなりました。また、ものづくりが盛んな浜松では、世界的に評価が高い楽器博物館も見学しました。

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