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お知らせ

炊き出しの様子 炊き出しの様子

災害時対応や防災のあり方について 災害時対応や防災のあり方について

グループで話し合い グループで話し合い

8月25日 (日曜日)~美里中学校防災訓練~

今回は、美里中学校で行われた防災訓練に参加しました。

この防災訓練は、紀美野町立美里中学校と中学校がある地域の自主防災組織との共催により毎年実施されているものです。私たち大学生は、中学生のサポート役として参加しましたが、中学生が率先していろいろなことをしてくれたので手伝うことはほとんどありませんでした。そこで私たちは、防災訓練の一参加者として、起震車や煙体験、新聞紙を使ったご飯の炊き出しなどを体験しました。それぞれ、災害時対応について考えるうえで貴重な経験となりましたが、とくに起震車体験では震度5以上の地震の揺れの大きさに衝撃を受けました。地震が起きたら机の下に隠れなければならないとよく言われますが、もしものときにはその判断もできないかもしれないと思いました。

このような体験以外に、中学生と参加者が災害時対応や防災のあり方について話す場所が設けられており、私たち大学生も参加させていただきました。地域の方の話では、昨年、大きな台風が来たときに木が倒れたりして道が通れず、その道を復旧することに非常に長い時間がかかったそうです。自然に囲まれた紀美野町ですが、緑が多い分、大阪とは異なる問題が生じているということに気付かされました。もう1人の方は共働きで仕事場から家に帰れずに子どもを1人にしてしまったことが不安だった経験などを話してくださいました。

当初の目的である中学生のサポートを行うことはほとんどありませんでしたが、紀美野町、そして自分の暮らす街で災害が起きたときのことを真剣に考えるきっかけとなりました。

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