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本学の留学生が常翔啓光学園高校にて国際理解のための授業を行いました
11月9日(土)、常翔啓光学園高校において、本学で学ぶ留学生12名(韓国9名、トンガ2名、中国1名)が、大阪工業大学の留学生2名(韓国1名、サウジアラビア1名)と合同で、人権教育の一環で行われている授業『国際理解・留学生との交流会』に参加し、260人の高校生の前で自分の国や日本との文化習慣の違いなどを紹介しました。
これは、授業を通じて高校生が外国の文化・生活・習慣などを知ることにより、国際間のトラブルを避け、お互いが理解し合える社会を将来築けるようになることを願って、常翔啓光学園高校が毎年開催しています。2011年度より、本学と姉妹校である大阪工業大学の留学生が参加しています。
トンガ王国から来ている留学生は、トンガやトンガ人について、トンガと日本の違いについてスライドを使いながら紹介しました。最後にラグビー部での活動報告もあり、ラグビー部の高校1年生たちは興味深く聞いていました。休憩時間には、トンガの留学生の大きな体に興味津々で、力くらべをしたいと彼らの周りに集まってきて、タックルを組んでいました。
中国(内モンゴル自治区出身)からの留学生は、国土の広さや南と北の気候や文化の違い、隣国モンゴルと内モンゴル自治区の違いについて話しました。郷土料理の干し肉や鍋料理など、高校生が普段あまり聞く機会の少ない中国のモンゴル文化について紹介しました。高校生からは、中国で流行っていることは何かと質問がありました。
韓国の大田大学校から留学生は、韓国と日本の社会習慣の違い、韓国料理について紹介をしました。質疑応答では、「好きな食べ物は何ですか?日本に来てから印象が変わったことは何ですか?」といった様々な質問がでました。また休憩時間には、女子生徒が韓国の女子留学生のところ集まって興味深そうに話しかけていました。
高校生たちは、外国について関心が高く留学生の話に熱心に耳を傾け、休憩時間も楽しそうに留学生と交流していました。留学生たちも、普段は接する機会のない日本の高校生と触れ合うことができ、とてもいい機会だったと笑顔で感想を述べていました。
この高校生にも留学生にも有意義な交流会は、来年も続く予定です。