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生命科学科と住環境デザイン学科が「摂南大学サイエンスアート・ワークショップ」を開催しました
12月8日、生命科学科の松尾康光教授と住環境デザイン学科の川上比奈子教授が寝屋川キャンパスで「摂南大学サイエンスアート・ワークショップ」を開催しました。
このイベントは独立行政法人日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス」として実施する最先端研究を紹介するワークショップで、当日は中学生15人が参加しました。
参加者は松尾教授が発明した植物の光合成の過程で発生する酸素と水素を利用した「光合成バイオ燃料電池」と、それを活用した川上教授がプロデュースする環境に優しいエネルギーを生む建築デザインを融合した「光合成建築」の講義を受けました。
講義に続いて実施した実験コーナーでは、中学生らが光合成バイオ燃料電池で動く時計(光合成Watch!)を製作し、インテリア要素を織り込んだデコレーションを行い、自然と共生できる次世代エネルギーの仕組みや最先端のサイエンスアートを体験。参加者オリジナルの「光合成Watch!」を入れるバッグとタグは実験をサポートした学生がデザインしました。タグには学生が中学生らにメッセージを添え、クリスマスプレゼントさながらのラッピングをして手渡しました。
中学生や保護者らは、講義や実験の内容に大変関心を寄せ、ワークショップは好評のうちに終了しました。今回のワークショップを通して、若い世代に最先端研究に関する理解が深まり、ひとりでも多くの「未来の研究者」が育つことを期待します。