中山間地域における生活支援体制の構築プロジェクト 活動報告⑥
10月27日(日曜日)~第二回国吉地区道掃除~
今回は、高齢化、人口減少により、地域の方々だけでは実施が困難になってきた生活道路や側溝の清掃作業のお手伝いを行いました。私たちにとって2回目の道掃除です。
側溝の清掃は、数日前の風雨の影響で水分を含んだ土や枯れ葉が想像よりも重く、腕や腰に負担のかかる作業でした。また生活道路の清掃では、竹ぼうきや送風機などを使い、約1kmの山道に溜まった枯れ葉を除去していきます。一緒に掃除を行った国吉地区のみなさんは、若い方でも65歳、80代の方も多くいらっしゃいましたが、てきぱきと撤去作業に取り組まれており、あらためて地域のみなさんのお元気さに驚かされました。午前の作業のあとは恒例のカレーライスと紀美野町の特産品である柿をつかったサラダをいただき、午後から夕方まで清掃作業に取り組みました。作業中や休憩中も、地域の方々が国吉地区のことやご自身の経験についていろいろと教えてくださったり、私たちに居住地域や大学生活について質問をしてくださったりと、楽しく賑やかな時間を過ごすことができました。
今回、私たちが行った道掃除の手伝いは、プロジェクトの目的である「生活支援体制の構築」にとって大きいことではありません。むしろ、小さいことと言えるかもしれません。しかし、私たちは、このような小さいことに継続して取り組むことが大切なのだと考えています。小さいことを積み重ねていき、その結果、すこしでも国吉地区のみなさんのよりよい生活のお手伝いができるよう、これからも地域とよいお付き合いを続けていきたいと思います。