2020年度 前期授業について【4月15日発信】
2020年4月15日
学生のみなさん へ
摂南大学
学 長 荻田 喜代一
新型コロナウイルス感染症に関する
対策本部会議
2020年度 前期授業について
新学期を迎え、新たな学生生活がスタートするところではありましたが、新型コロナウイルス感染拡大が続いており、政府対策本部から「緊急事態宣言」が大阪府に出されました。
現下の状況に鑑み、すでに大学HPでも公表しているとおり、新学期授業開始日を「5月25日(月)」といたしました。
しかしながら、授業開始日を延期したものの、状況によっては教室での対面式授業を行うことが困難となる可能性もあり、ICTツールを活用した「非対面式授業」も行っていく予定です。
「非対面式授業」について、現時点で想定している内容を下記のとおり事前にご連絡いたします。
今後、詳細が決定次第、受講方法の詳しい説明やマニュアル等は、随時ポータルサイトから配信していきますので、確認するようお願いします。
記
1.「非対面式授業」の形態
主に以下の3つの授業形態を考えています。
履修する科目が、どの授業形態で行われるかは、シラバスから確認してもらうことを予定しています。シラバスが更新され次第、確認方法をお知らせします。(5月1日以降)
(1)資料配信型授業
授業担当者がパワーポイントやPDFファイル、事前に録画した動画などの教材をインターネット上に提示し、学生が随時アクセスして学修を進める方法です。学生はリアルタイムで授業を受講するのではなく、一定期間の中で学修、課題作成、課題提出等を行うものです。
(2)オンライン型授業【一方向の講義形式】(リアルタイム)
リアルタイムで授業動画を配信し、時間割どおりの曜日・時限で講義型の授業を動画配信して行うオンライン型の授業です。
(3)オンライン型授業【双方向の授業形式】(リアルタイム)
リアルタイムで授業動画を配信し、時間割どおりの曜日・時限で双方向でのコミュニケーション型の授業を遠隔で行う方法です。(原則、ゼミなどの少人数科目での一部実施を想定)
2.ICTツールを活用した「非対面式授業」を受講するための準備
授業の受講にあたり、学生のみなさんそれぞれに情報環境を準備いただく必要があります。以下をご確認ください。
ただし、どうしてもインターネットに接続できる環境を準備できない場合は、大学内に整備する情報環境(情報処理室等)を利用していただきます。学内利用の場合は、換気の徹底や座席間隔の配慮を行い、一部制限を設けます。
(1)端末
PCやタブレット、スマートフォン等、インターネットが使用できる端末を用意してください。(カメラやマイク、スピーカー機能があることが望ましい)
(2)インターネット通信
インターネット通信を確保し、接続のうえ授業を受講してください。光回線などの常時接続ができる定額制課金のインターネット通信を確保することを推奨します。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響拡大を踏まえ、複数の電気通信事業者においては、携帯電話の通信容量制限等について特別な通信サービスの提供を公表されていますので、そちらも参照ください。
(3)情報環境アンケート調査の実施
学生みなさんの情報環境を調査するため、アンケートの回答をお願いします。アンケート回答の依頼をポータルサイトから配信しますので、必ず回答してください。
3.「非対面式授業」を行う際の主なICTツール
ICTツールとして、(1)「WebFolder」(2)「Moodle」(3)「Microsoft Teams」を主に利用する予定です。受講方法の詳しい説明は今後配信予定ですが、(1)、(2)については、既存のシステムですので、事前にログイン方法だけでも確認しておいてください。
(1)「WebFolder」
資料配信型授業で利用します。
利用マニュアル:「摂南大学ホームページ」⇒「在学生の方へ」⇒「WebFolder」
URL:https://www.setsunan.ac.jp/~center/webfolder/
(2)「Moodle」
資料配信型授業で利用します。
利用マニュアル:「摂南大学ホームページ」⇒「在学生の方へ」⇒「Moodle」
URL:https://www.setsunan.ac.jp/~center/moodle/
(3)「Microsoft Teams」
資料配信型授業およびオンライン型授業で利用します。
新たに導入するシステムのため、今後、利用マニュアルを配信予定です。
(4)その他
少人数で行うゼミで、オンライン型授業【双方向の授業形式】(リアルタイム)を行う場合は、上記(1)~(3)以外のICTツールを利用する場合もあります。その場合は、授業担当者の指示に従ってください。