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お知らせ

活動内容を報告する学生 活動内容を報告する学生

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 11月30日、2013年度教養特別講義「ボランティア活動」の報告会を寝屋川キャンパス1号館1階のプレゼンテーションロビーで実施しました。

 教養特別講義「ボランティア活動」とは、2011年3月11日に発生した東日本大震災をひとつのきっかけとして本学が2011年度から開講している科目です。地域の復興の力になりたいという学生の意欲を尊重したもので、担当教員の事前指導を経て、被災地に出向きボランティア活動を行います。大規模災害、緊急を要する被災地復興支援活動のために必要な知識とスキルを修得させることを目的としています。

 初めに経済学部の田井准教授から、2013年度の本講義の概要について紹介がありました。続いて、2013年度に岩手県、宮城県で活動した14人の学生が被災地の現況や活動内容を紹介するとともに、活動の前後で考えたことを発表しました。「被災地の方のニーズを汲み取り、率先して動くことが重要だと感じた」「気遣いやコミュニケーション、助け合うことの大切さを学んだ」「この経験を生かして、今後もさまざまなことにチャレンジしたい」などの声が聞かれました。「現地の人と話すとき、どのようなことに気をつけるべきか」という質問に対して、「相手が話してくれるのを待つ」「誠実に話を聞く」「話しやすい雰囲気をつくる」など、実体験をもとに答えてくれました。

 また、理工学部建築学科の池内准教授から、自然災害に起因した被災地支援活動の動向や、大学生ができる被災地支援の事例(災害発生直後および復旧・復興期のボランティア活動、訓練・研修への参加やスタッフとしての関与など)について紹介がありました。最後に地域連携センター長の福田教授から本特別講義を開講して3年間の被災地ボランティア活動について、教務部長の太田教授から2013年度の本特別講義について総括がありました。

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