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交野市中学生理科セミナーを開催
生命科学科は8月3日、寝屋川キャンパス生命科学実習室で今年度第1回目の「交野市中学生理科セミナー」を開催しました。このセミナーは、交野市教育委員会との協働事業で教員と理科教諭を目指す学生らが、中学生に理科や化学の楽しさを感じてもらいたいと交野市在住の中学生を対象に行う実験教室です。当日は8人の中学生が参加。3密を避けるために4班に分かれ、本学大学院生と学生ら11人が講義や実験のサポートを行いました。
「光と色の世界と私たちの関係」をテーマに実験では、ろ紙やシリカゲルなどを使って食品などに含まれる色素を抽出し、色が持つ光の波長を「分光光度計」を用いて測定。色には吸収される波長(色)と吸収されない波長(色)があり、吸収されない波長だけが日ごろ私たちが認識できる「色」として見えることを学びました。
参加した生徒からは、「先生の説明が分かりやすかった」「またここで実験をしたい」といった声が上がり、セミナーは好評のうちに終了しました。