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お知らせ

                             2020年10月12日

学生の皆さんへ
                                学長 荻田喜代一


コロナ禍における2021年2月~4月出発の海外派遣プログラムの現状および見通しについて


 本学では新型コロナウィルス感染拡大の収束を見込み、2021 年2 月~4 月出発の海外派
遣プログラムの再開に向けて参加希望者を募るなど準備を進めてきました。しかしながら全
世界的に外務省の海外安全情報に感染症危険情報(レベル3)が継続して発出されており、一
向に収束に至らない状況が続いています。また、各国政府機関におけるビザ(査証)申請・発
行、留学先大学の受け入れ体制、渡航 (航空機や出入国)の状況など、あらゆる点で通常の業
務態勢とは程遠く、学生、保護者、本学および海外の受け入れ機関が学生の渡航、滞在に必
要な準備、手続きを始められる状況にありません。

 これにより、国際交流センター主催(全学対象)の短期、長期の海外派遣プログラムおよ
び各学部独自のプログラムのうち、2021 年2 月~4 月末までに出発予定のものについては、
すでに全て中止とすることを決定いたしました。非常に残念ではありますが、学生の安全を
第一に考えた末の苦渋の決断としてご理解くださいますようお願いいたします。

 なお、コロナ禍にあっても国際性を高めるため、海外研修等国際交流の機会を積極的に設
けていく必要があり、国際交流センターおよび各学部では海外派遣プログラムの代替となる
各種のオンライン海外研修プログラムの開拓やオンライン国際協働学習プログラムの実施準
備を進めており、既に参加者の募集を開始しているものもあります。感染収束が見通せない
なか、国境を越えた学びや交流をどうしていくのかについて、大学としてもコロナを理由に
諦めず試行錯誤を通じてさまざまな取り組みを見い出し、新たな国際交流の在り方を模索し
ています。学生の皆さまにおかれましては、現地に行けないながらも、費用負担が少なく参
加しやすいこれらのプログラムを積極的に活用するようにしてください。新型コロナウィル
スの感染が落ち着き、海外渡航を伴う学びを再開できる日が一日も早く訪れることを心から
願っております。

                                      以 上

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