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機械工学科 堀江教授の研究がJSTの研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)に採択されました
科学技術振興機構(JST)の研究成果最適展開支援プログラム「A-STEPトライアウト」に機械工学科 堀江昌朗教授の研究開発課題が採択されました。
このプログラムは大学や公的研究機関などで生まれた科学技術に関する研究成果を経済上重要な技術として実用化することで、研究成果の社会還元を目指すプログラムです。
堀江教授は、1つの紫外線波長の光で赤、青、緑の3色に発光する「紫外線励起蛍光粒子」を開発し、液体や気流の流れを可視化する研究を進めてきました。紫外線は目に見えず、反射しないため、液体・気流の流れだけを見ることができます。本品により、これまで数値のシミュレーションでしか推測することができなかったさまざまな条件下での液体や気流の流れが実際に目で確認できるようになりました。
今回採択された研究課題では、粉体材料の撹拌を専門とする企業と協力し、粉体材料の撹拌過程における流動メカニズムを解明します。
◆研究課題 「回転式撹拌装置における粉体の流動メカニズムの解明と撹拌指標の確立」
◆研究代表者 理工学部 機械工学科 教授 堀江 昌朗
URL:https://www.jst.go.jp/a-step/kadai/2020-tryout.html