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お知らせ

名方佳寿子 准教授 名方佳寿子 准教授

来るべき社会で
どんな課題にも向き合える
知識とスキルを身につけよう。

◆名方 佳寿子准教授

私の専門は、地方財政・社会保障です。ゼミでは学生のみなさんに意欲的に学んでもらうため、学生自らが選んだテーマについて研究しています。タイムリーな例では、コロナウィルスが日本経済に及ぼす影響、AIが雇用に及ぼす影響などがあります。その他に、非正規雇用の問題、女性の社会進出の背景、生活保護、地域間における所得・教育格差の背景などあり多種多様です。こうしたテーマに触れることで、卒業後みなさんが社会に出る際に、現在の労働環境や万が一失業や生活苦などの問題に直面した時に役立つ政府の制度についてあらかじめ学んで対策を立てることができます。
ゼミではこうした経済の専門知識だけでなく、社会人に必要な3つのスキル - 「積極性・主体性」「協調性・リーダーシップ」「考える力」 - をつけられるよう工夫しています。具体的には、学生は4名前後のグループに分かれ、様々な社会問題から自分たちの興味のあるテーマを選び、その課題・問題の背景について仮説を立て、データに基づいてその仮説を検証するというプロジェクトを行っていただきます。テーマは自分達で見つけなくてはならないため「積極性・主体性」が身につきます。また、プロジェクトは4名前後のグループで協力して行ってもらうので「協調性・リーダーシップ」が培われます。さらに、自分達で仮説を立ててデータに基づいて検証するというプロセスを経て「考える力」も養えます。社会人になると、さまざまな課題・問題に直面し、それに対する原因や背景について仮説を立て検証して解決に導くことが大切になります。私のゼミでこのプロジェクトを通じてこれらの3つのスキルを鍛え、来るべき社会でどんな困難に直面しても自ら切り拓ける力を手に入れてほしいと思います。

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