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予選のHブロック1位の賞状を手にする吉村さん(右)と太田さん 予選のHブロック1位の賞状を手にする吉村さん(右)と太田さん

 経営学科 塚田義典講師のゼミ生の太田涼介さん(2年)と吉村怜さん(同)による「ねずみ捕り」チームが発表した研究課題が、11月22日にオンラインで開催された日経BPマーケティング主催の「第11回西日本インカレ(合同研究会)」の予選会で10ブロック・110チームの中からHブロックを1位通過し、ファイナリストとして12月13日開催の本選に出場しました。

 このコンテストは西日本エリア(近畿・中部・中国・四国・九州)の大学生を対象にした研究発表会で、日ごろの大学講義や専門ゼミナールで取り組んでいる研究の成果を、社会経験豊富なプロフェッショナルの前でプレゼンテーションし、実現可能性の観点から直接意見をもらえることが特徴です。

 学生らは、公道を走行する車両のうち0.2~0.3%が無車検または車検切れであることに着目し「セルフ方式のガソリンスタンドを対象とした AI による車検切れ取締システム」を考案。AIで車検切れ車両かどうかを判別するアプリケーションを搭載したスマートフォンをガソリンスタンドに設置し、車両と車検標章を読み取ることで、車検切れ車両の情報が自動で警察に通知される仕組みを発表しました。審査員からは、アイデアや着目した課題の良さ、社会実装についてのシミュレーションの緻密さが評価されました。

 太田さんは「初出場でファイナリストに選ばれたことが素直にうれしいです。想定問答は準備していたものの、ほとんどが想定外の質問でした。プロの方々からいただいた今までにない考え方を、より精度の高い課題解決案の参考とし、今後もさまざまなコンテストにチャレンジしたいです」と話しました。

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