理工学部
「第3回日本国際観光映像祭」 京都、清水寺から世界に配信します
「第3回日本国際観光映像祭」京都、清水寺から世界に配信します。
応募総数1327 本(国内120 本、国際1207 本)
【開催の背景と目的】
観光は対話と世界の平和を希求するものです。世界では国と国の争いが未だ絶えることなく、COVID-19は人々の間に猜疑心をもたらし、利己的行動が広がっています。観光の語源は易経の「観国之光」にあるとされていますが、これは自らの魅力を伝えることと同時に他者の魅力を受け入れ理解することでもあります。観光を通じて遠い国の文化や人々の生活を知り、対話する。ここに観光の平和への貢献があります。
本映像祭は、このような“より良き観光”を目指し、観光映像のあり方に注目しています。昨年、日本国際観光映像祭は、UNWTO 認定の国際観光映像祭ネットワーク CIFFT(※1)ネットワークへの加入が正式に認められ、本年度は国際部門1207 本、国内部門120 本の応募作品が寄せられています。
「第3 回日本国際観光映像祭」では優れた作品や映像制作者の表彰による観光映像の新たな表現者の発掘、観光映像にとって焦眉の急であるデジタルマーケティングとの連動、VR やXR を用いた観光映像技術の向上などを目的としたシンポジウム、また、今回は初めて与論島をフィールドにART&FACTORY JAPAN(※2)などを行い、これらをすべてオンラインで世界に配信します。
本映像祭はSDGs を考慮した観光映像、地方誘客を目的としたデジタルマーケティングの手法などの議論を通じて、平和、文化への貢献とこれからの日本を支える観光立国においてますます重要となる観光映像のあり方を考えてまいります。
本学からは、第1回より映像祭審査員として運営に参画している理工学部建築学科・加嶋章博教授、経済学部経済学科・野村佳子教授が登壇いたします。
(※1)CIFFT…The International Committee of Tourism film Festivals 公式ページ https://www.cifft.com/
(※2)ART&FACTORY JAPAN…映像祭のプログラムの1つ。指定された条件(テーマ・地域・制作期間など)に基づき、事前エントリーした映像制作チームが撮影・編集した作品を審査・評価する企画。
【公式サイト】http://jwtff.world
(「詳細はこちら」よりプログラムをご覧いただけます。)
【開催概要】
開催日:2021 年3月2日(火) ~ 3月3日(水)10:00 – 16:30(予定)
開催方式:京都・清水寺よりオンライン配信。配信サイトは当日までに公式ホームページに掲載されます。
【プログラム】
清水寺において、世界における対話と相互理解 並びに新型コロナウイルス早期収束を願う法要、応募映像への授賞式、ART&FACTORY JAPAN プレミア上映やシンポジウムなどをオンラインで配信します。詳細は公式サイトをご覧ください。
【主催】日本国際観光映像祭実行委員会
(構成:和歌山大学国際観光学研究センター、摂南大学、和歌山大学観光学部)
【共催】観光映像プロモーション機構設立準備委員会
【参加費および作品審査費】無料
【協賛・協力】大日本印刷株式会社 日本ユニシス株式会社
【ART&FACTORY JAPAN 共催・協力】 共催:与論町/ 協力:DJI JAPAN 株式会社
【協力】
株式会社JTB、西日本旅客鉄道株式会社、日本航空株式会社、株式会社青森銀行、あおもり創生パートナーズ株式会社、一般社団法人日本巡礼、株式会社Jストリーム、パロニム株式会社
〔本件についてのお問い合わせ〕
◎プログラムについて
摂南大学理工学部建築学科 加嶋章博 E-mail:kashima@arc.setsunan.ac.jp
◎取材等について
国立大学法人和歌山大学 国際観光学研究センター
E-mail: info-ctr@ml.wakayama-u.ac.jp