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「人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ近畿地区予選大会」で経営情報学科の鶴坂ゼミのチームが審査員特別賞を受賞
2月21日、「2020年度人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ近畿地区予選大会」がオンラインで開催され、本学から経営情報学科の鶴坂貴恵教授のゼミ生、福田光緒さん(2年)、中村遥香さん(同)、西田郁珠さん(同)のチームが参加し審査員特別賞を受賞しました。
本大会は大学のゼミ、研究、授業、プロジェクトなどの活動を通じて、学生たちが経済産業省の提唱する「社会人基礎力」をどれだけ成長させることができたかを審査・評価するもので、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」などが評価項目です。今年の近畿地区予選大会には6大学9チームが出場しました。
チームは、「大阪府茨木市中山間地域の活性化―コロナ禍で私たちができること―」と題し、顧客の高齢化や野菜直売所の競合が激化する中山間地域「見山の郷」の活性化を目的に、茨木市内で人気の「龍王味噌」の知名度を全国的に上げるため、クラウドファンディングで資金を集めフリーズドライの味噌汁を作る提案を発表。オンライン販売によるチャネル拡大やお試しサイズの販売、備蓄品としての展開案に加え、これまで取り組んだニーズを探るアンケートの制作やインスタグラムによるファンづくりなどの活動報告を行いました。審査員からは、地域が抱える課題解決に積極的に取り組んでいることが評価されました。
リーダーを務めた福田さんは、「地域の方に貢献したいという思いで、コロナ禍の中、1年間かけてできる限りの取り組みを行ってきたので、受賞できて光栄です。今後は茨木市の方々との対話を深め、商品化に向けてプロジェクトを加速していきたいです」と受賞の喜びを語りました。