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世界的キャンペーン「Nursing now」のイベントに看護学科の学生2人が参加しました
6月30日、世界的なNursing nowキャンペーンの一環であるイベントがナレッジシアター(グランフロント大阪北館)で開催され、看護学科の学生2人が参加しました。
Nursing nowは、看護職への関心を深め、地位を向上することを目的とした世界的なキャンペーンです。世界保健機関(WHO)と国際看護師協会(ICN)が連携し、Nursing Nowキャンペーン理事が運営している活動です。
イベントでは、コロナ医療の最前線である宿泊療養施設、大阪コロナ重症センター、検体採取外来・コロナワクチン接種などに従事する看護師3人が、大阪のコロナ医療現場の現状や実体験などについて語りました。また、大阪大免疫学フロンティア研究センター・招へい教授であり同大名誉教授の宮坂昌之氏が「新型コロナウイルス:ワクチンと変異株」と題し、ワクチンが感染予防、発症予防、重症化予防や変異株に一定の効果があるなどの見解を述べました。続いて河内長野市医療会会長で山口診療所院長の山口竜司氏が、漢方が私たちの免疫力を向上させるとし、その中でも特に免疫力向上に寄与する漢方の種類について紹介するなど、普段直接見聞きすることのできないコロナ医療現場の現実や、ネットなどで出回っているワクチンの有効性や免疫力向上に関する情報について専門家が正しい情報を発信しました。
本イベントには各大学や専門学校から計8人の学生が招かれ、本学看護学科からは2人の学生が参加しました。うち1人が講演の最後に「このイベントを通して、看護の仕事はどんな場所や状況でも提供できると実感しました。患者さんが笑顔でいられる暮らしを守るため、正しい情報を患者さんに伝えることが看護師の使命だと思います。多くの命を守っていくことに貢献したいです」と感想と意気込みを述べました。
当日の様子は以下リンク(YouTube)より視聴可能です。ぜひ大阪のコロナ医療現場の現状を知り、さまざまな情報が飛び交う「ワクチンや免疫力向上の方法」について“正しい”知識を身につけ、コロナから自分の身を“正しく”守りましょう。
▼Nursing Now ~看護の力で大阪を元気に~
https://youtu.be/2Gz74BOmCUo