その他
海外派遣プログラムに係る方針について
2021年8月23日
学生の皆さんへ
学長 荻田喜代一
海外派遣プログラムに係る方針について
本学では、全学および各学部における留学・海外研修等の海外渡航を伴う教育プログラムにつきまして、外務省が発表する最新の「危険情報」および「感染症危険情報」に従って実施の可否を判断しています。2021年3月11日付の学長通知により、2021年8月~10月の海外派遣プログラムについては、すべて中止としました。
今般、文部科学省からの通知文書(令和3年6月15日付け3文科高第333号「日本人学生の海外留学について(周知)」)により、大学間交流協定等に基づく1年間(実際の派遣期間9か月以上)の海外留学について、「感染症危険情報」レベル2または3であっても、「日本学生支援機構の海外留学支援制度(協定派遣)」「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学 JAPAN 日本代表プログラム~」において、奨学金の支給が一部認められることになりました。他方、変異株による急激な感染再拡大がみられるなど、新型コロナウイルスのパンデミックは依然として予断を許しません。
これらの状況を踏まえ、2022年2月~4月出発の海外派遣プログラムにつきまして、以下のように決定しましたので、お知らせします。なお、本通知はあくまでも2021年8月時点の判断であり、今後のコロナウイルス感染症を取り巻く状況により、取り扱いを変更する場合がありますので、その旨ご了解ください。
1.2022年2月~4月出発の長期海外派遣プログラム
2021年5月14日策定の「海外渡航を伴う教育プログラムの実施・中止(延期)・途中帰国等に関する判断基準および対応方針について」に従い、外務省の「危険情報」および「感染症危険情報」レベル2以上の地域への渡航は引き続き原則としては禁止することといたします。
ただし、大学間協定に基づく協力体制がある受入機関のうち本学が特に指定する機関に限り、「感染症危険情報」レベル2または3の国・地域であっても例外的に海外渡航を認める方針です。この「本学が特に指定する機関」については、後日ポータルサイトなどで発表します。また、参加にあたっては学生本人および保証人の責任において判断し、「新型コロナウイルス感染症に関する誓約書」を提出することが必要となります。
2.2022年2月~4月出発の短期留学プログラム
2021年9月末時点で対象となる国・地域の「危険情報」および「感染症危険情報」レベルが1以下になった場合にのみ、海外渡航を伴うプログラムの実施を可能とします。レベル2以上の場合はオンラインプログラムを実施する予定です。
本学では昨年度以来、海外渡航が困難な中でも可能な国際交流の在り方を模索しており、ユニークなオンラインの海外プログラムを開発しています。学生の皆さんにおかれましては、現地に行けない場合は、費用負担も少なく参加しやすいオンラインプログラムを積極的に活用し、学びを継続してください。
新型コロナウイルスの感染が落ち着き、海外渡航を伴う学びを本格的に再開できる日が一日も早く訪れることを心から願っています。
以 上