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お知らせ

 8月29日(日)、紀美野町立美里中学校において開催された「総合防災訓練」に、私たちPBLプロジェクト紀美野町メンバーがオンラインで参加しました。これは防災の日(9月1日)に合わせて実施されているもので、昨年度は新型コロナウィルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。  

 当日、現地では水害に関する講演や災害時の電力供給ついての情報提供など、防災について地域で考えるきっかけとなるさまざまな企画が行われました。私たちもその一環として、オンラインで、「災害時に便利なランタン作り」について参加者のみなさんに説明するとともに、よりよい避難訓練、よりよい地域のために自分たちにできることを考える「ふれあいトーク」で、ファシリテーターを務めました。

 また今回は、紀美野町立下神野小学校においても防災訓練が同時開催され、学年別に大学生が企画した防災教育を行いました。まず、1,2年生に対して、紙芝居形式でたくさんの動画やイラスト、写真を用いて、災害の怖さと日頃の備えの大切さを分かりやすく伝えました。つぎに、3,4年生に対して、中学校と同様にランタン作りを行うとともに「備えあれば憂いなし」をキーワードに日頃の具体的な準備について説明しました。そして5,6年生に対して、「災害」「防災」をテーマにした漫才を見てもらい、もしものときのためにどのように備えるかを楽しく学んでもらいました。
 今回のイベントは「講師役」として児童・生徒のみなさんや地域の方々に物事を伝えることの難しさを知るとともに、伝えるという責任感をもって災害や防災についてあらためて学ぶ機会となりました。また、画面越しで会話するのは簡単なことではありませんでしたが、参加者のみなさんとコミュニケーションができたこと、私たちの企画を喜んでもらえたことにやりがいを感じました。実際に紀美野町で活動できないことは大変残念ですが、いま、この状況のなかでできることを考え、実践していきたいと思います

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