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SNSの危険性について話すゼミ生ら SNSの危険性について話すゼミ生ら

コンピューター室から6つの教室をつないで配信 コンピューター室から6つの教室をつないで配信

教室で熱心に講演を聞く生徒ら 教室で熱心に講演を聞く生徒ら

 11月13日、サイバーボランティアとして活動する経営情報学科 針尾大嗣教授のゼミ生6人(2年)が、和泉市立富秋中学校の「非行防止教室」でSNSの危険性について講演を行いました。

 昨今、犯罪の危険から身を守るため、幼少期からスマートフォンを持つ子供が増えています。小学校4年生頃からその所持率は急上昇し、中学校入学とともにほとんどの生徒がスマートフォンを持つようになるといいます。一方で、学校や警察に寄せられる相談の多くはSNSの被害。匿名の誹謗中傷によるいじめや、SNS上でのやりとりによって起こる犯罪など多くの被害が報告されています。

 当日はゼミ生と大阪府警察本部生活安全部の吉井一警部が、SNSの危険性や犯罪例などについて講演。最初にゼミ生らが自身も含め今、若者の利用が多いInstagramに特化し、写真のアップロードの際に注意すべき個人情報保護に加え、アカウントの乗っ取り、フィッシング詐欺などへの注意喚起、更に誹謗中傷を行わないよう生徒らに呼び掛けました。その後、吉井警部が実際に警察へ寄せられたSNS被害の実例を紹介。写真や個人情報の流出によるストーカー被害や、昨今問題になっているSNSを通じた若年層の薬物被害などへの注意喚起を行いました。

 同校の上田茂幸校長は「SNS被害を未然に防ぐ方法は、中学生と同じくSNSを使いこなす大学生だからこそ説得力を持って伝えられる内容です。年齢も近い大学生の言葉に生徒も耳を傾けていました」と話しました。講演した藤井理湖さんは「私たちも中学校や高校で教わったネット犯罪の知識が被害から身を守るうえで役立っています。今日示した注意点が少しでも生徒らの記憶に残り、SNSの被害を未然に防ぐことにつながればうれしいです」と笑顔で語りました。

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