「地域の担い手としての大学生の役割を考え、実践するプロジェクト」活動報告について
11月2日(火)、寝屋川市民会館にて、「動画撮影・編集ボランティア養成講座」を開催しました。本講座は、社会福祉法人寝屋川市社会福祉協議会の協力を得て、私たちPBLプロジェクト寝屋川メンバーが、企画したものです。当日は、動画撮影・編集に関心のある地域住民20名が参加してくださいました。
講座ではまず、私たちが撮影した動画と、その一場面を静止画で抜き出したものを比較し、「細部までわかる」「視覚だけではなく聴覚にも伝わる」「全体像が伝わる」「その場にいるような感覚を味わうことができる」という動画の良さを知ってもらいました。続いて、無償ソフトを用いた動画編集について、実際の編集画面を見せながら操作方法について説明しました。その後は、参加者のみなさんと動画の活用方法や撮影、編集のコツについて意見交換を行いました。すでに動画撮影、編集の経験が豊富な参加者もおられ、私たちにとっても学び多い対話の時間となりました。
私たちメンバーも、これまで動画編集を行ったことがなかったため、講座を開催するまでの期間、どのようにすれば参加者に伝わりやすいのかを考え、悪戦苦闘しながらも、チームで何度も話し合いました。講座の内容には未熟な点もありましたが、社会福祉協議会のみなさんはもちろんのこと、参加者のみなさんのサポートを受け、無事に講座を終えることができました。
講座の最後には、今後、寝屋川市においてさまざまな団体が取り組んでいる地域活動のアーカイブ化と発信を目的とした動画撮影・編集を行うボランティアグループの立ち上げという目標が社会福祉協議会から示され、参加者からも賛同の声があがりました。私たち大学生も、できる範囲でこの活動に参加し、地域づくりのお手伝いを続けていきたいと思います。