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お知らせ

 グローバル教育センターでは、コロナ禍により、海外協定校の学生が本学で学ぶ特別聴講生の受入れを2020年度以降中止していました。しかし、交流が長期にわたって途絶えることへの懸念から、今回初の試みとしてオンラインによる特別聴講生受け入れを実施しました。今年度後期には韓国の協定校から3名を受け入れ、彼らは9月から半年および1年間、主に日本語を学びながら、希望に合わせて学部の授業も受講しています。

 オンラインでは彼らと本学学生との交流が限られるため、今回交流機会を増やすために、特別聴講生への授業に本学学生を招待。11月12日(金)と15日(月)の2日間にのべ7名の本学学生が参加しました。

 交流授業ではビブリオバトルという、参加者同士で自身が推薦する本を紹介し合うゲームを行い、特別聴講生はそれぞれ日本語で発表を行いました。今回最も評価が高かった本には、崇実(スンシル)大学校からの特別聴講生であるベク・ジンギュさんが紹介したチョ・チャンイン『カシコギ』が選ばれ、ベクさんは、「本や文化をきっかけにお互いの国に興味を持つ人が増えたら嬉しい」と感想を述べました。

 授業後の交流会では、本学学生からは、「留学生がとても流暢な日本語を話しており、自分も語学の勉強を一生懸命に取り組もうと思った」「定期的に交流の機会が欲しい」と感想があり、盛況のうちに幕を閉じました。

  グローバル教育センターでは、特別聴講生と本学学生が交流できるよう、今後も交流授業の参加者の募集やイベントを企画予定です。皆さんもぜひご参加ください。

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